バターの香りに誘われて… モーニングにもおすすめ。【恵比寿・代々木上原】で見つけた、ヨーロッパを感じるお洒落ベーカリー FOOD 2018.04.12

パンの激戦区、渋谷。パン屋さんを通り過ぎても、またパン屋さん!なんてことも。そんな誘惑の多いバター香る街で、異国のようなベーカリーに出会いました。小旅行気分で行きたい、お洒落でこだわりのパンを味わえるベーカリーを2店舗ご紹介します。

1.まるでパリのパン屋さん。〈カタネベーカリー〉/代々木上原

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2002年にオープンした〈カタネベーカリー〉は、駅から徒歩10分ちょっとの住宅街の中。にもかかわらず、朝から閉店まで人が途切れることなく訪れるお店だ。また、近所の飲食店にもパンを卸していたりと、食のプロも認めるパンを作り続けている。フランスのパン屋のように、〈カタネベーカリー〉は早朝7時から営業する。地下のカフェに下り、旅行気分で、「パリの朝食セット」を頼む小さな贅沢。

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フランスパンは7:00・10:30・16:30、クロワッサンは7:30・13:30・17:30に焼き上がる。

「パリの朝食セット」。右から時計回りに「キッシュ」230円、「バゲットフランぺ」220円、「十勝あんぱん」120円(各税込)。
「パリの朝食セット」。右から時計回りに「キッシュ」230円、「バゲットフランぺ」220円、「十勝あんぱん」120円(各税込)。

地下のカフェに下り、旅行気分で、「パリの朝食セット」を頼む小さな贅沢。「パリの一ツ星か二ツ星の、安いホテルの朝食をイメージ」と、片根さんは笑う。素っ気ない食堂のテーブルに置かれるカゴ盛りのパン、そのおいしさに感動した記憶が甦る。特に謳うわけではないけれど、このパンには、片根さんのありったけの技と情熱が注ぎ込まれる。クロワッサンをひとかじりしたとき、流れ込んでくる圧倒的なバターの香ばしさは、きちんとバターを折り込み、焼き込む、という職人仕事の積み重ねからしか生まれないものだ。

(特別編集HanakoFOOD P20掲載:photo:Kaoru Yamada text:&edit:Kisae Nomura)

2.西海岸スタイルの開放的なカフェ。〈CROSSROAD BAKERY〉/恵比寿

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恵比寿西交差点にある使い勝手抜群のベーカリーカフェ。スタイリッシュな店内には、奥の工房で作られた惣菜系から菓子パン、バゲットまで約70〜80種類以上のパンが並び、飛ぶように売れていく。

「 ニューイングランドクラムチャウダー」900円。
「 ニューイングランドクラムチャウダー」900円。
ランチの「“ザ・クロスロード”ローストビーフサンドイッチ」1,400円。
ランチの「“ザ・クロスロード”ローストビーフサンドイッチ」1,400円。

併設のカフェには、その焼きたてパンを使った多彩なメニューが目白押し!食に敏感な恵比寿ユーザーをとりこに。

(Hanako1123号P66掲載:Kanako Nakamura text:Emi Suzuki)

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