麺に絡まるケチャップがたまらない! 喫茶店の【ナポリタン】が食べたい!懐かしくて新しい東京のおいしいナポリタン5選 FOOD 2018.02.14

おしゃれなパスタも良いけれど、時々無性に恋しくなる喫茶店の「ナポリタン」。懐かしいのにどこか新しい魅力を秘めたナポリタンを食べられる、おすすめ喫茶店をご紹介します。

1.銀皿にテンションがアップ〈カフェテラス ポンヌフ〉/新橋

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ケチャップたっぷりの濃厚系。焼き目をつけながら強火で炒めるので、甘みが引き出されて優しい味に仕上がっている。

具材が少ないのも特徴のひとつで、プラス150円で大盛りに。粉チーズをたっぷりとかけて、というのもまたオツ。650円

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1967年の創業時から変わらない味は、麺は茹でおきしたものを使い、もちもちで軟らかい。女性ひとりで訪れるお客さんも多く、ランチ時には長蛇の列ができるほどの愛されぶり。

ナポリタンにトマトソースがかかったハンバーグがのっている「ハンバーグスパゲティ」も人気。

2.ゆっくり味わえる鉄板ナポ〈純喫茶 マリーナ〉/業平橋

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鉄板皿ゆえのビジュアルと、ジュージューという音にテンションがアップ。麺は1.9㎜と太いものを使い、規定の時間よりも少し長く茹でる。これが炒めるときにケチャップが浸透しやすくなるコツだそう。

食べている間ずっと鉄板で温められ続けるため、麺の表面は次第にパリパリに。食感の変化も楽しんで。700円

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店名は、マスターが中学時代に海を見て、衝撃を受けたことに由来。

具材は玉ねぎ、ピーマン、ハムのみ。ケチャップとサラダ油はグレードのいいものを使うこと、炒めた麺をフライパンから引き上げる直前に真心をこめることがおいしさの秘密! 

3.圧巻の、ボリュームNo.1〈さぼうる〉/神保町

神保町 さぼうる

弾力のある麺に、ケチャップがまんべんなく絡まったナポリタンは、甘すぎず酸っぱすぎずとバランスのいい味。山盛りながらもぺろっと食べられてしまう。

大サービスともいえる量は、“学生さんに安くてお腹がふくれる料理を提供したい”という、神保町に店を構えるマスターの想いの表れ。サラダ付き650円

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マッシュルーム、玉ねぎ、ピーマンとスタンダードな具材。粉チーズとタバスコが用意されているので、途中で味を変えながらいただくのもおすすめ。

サラダもボリュームあり。マスターいちおしの「いちごジュース」はさっぱり味で、ナポリタンのおともにぴったり。

4.海鮮たっぷりの個性派〈フォーシーズン〉/築地

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“築地を感じてもらいたい”との思いから、プリプリのイカやエビをイン。ケチャップがよく絡むようにと、3時間茹でおきした1.5㎜の極細麺と具材を中華鍋に入れ、リズミカルに手首のスナップを利かせながらしっかりと炒める。

刻み大葉をのせていただくナポリタンは、繊細で上品。780円

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築地で働く人たちを中心に35年前から支持され続けている。

具材を炒める際にケチャップの味を邪魔しないように、バターではなくマーガリンを使うのがこだわり。サラダとゆで卵が添えられているのがうれしい。あさりなどの魚介類を使ったスープスパゲッティーも。

5.シンプルな中にこだわりが〈POWA〉/新橋

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具は玉ねぎ、ハム、ピーマン、マッシュルームという正統派。トマトの味は強いものの、酸味控えめ。炒める際に箸で混ぜることで、ソースと麺がよく絡む。

しっかりと水分を飛ばしながら炒めて風味を濃縮させることで、口に入れた途端に濃いケチャップの味が広がっていく。麺はイタリアのメーカー「メヌッチ」のコシが強い1.8㎜を使い、冷めてもおいしくいただける。690円

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店主が、“自分がまかないで食べるのに飽きないものにしたい”と研究を重ね、今の味に。

開店当初に提供していたナポリタンは水分が多いタイプだったのを、現店主が炒めるものに変更したのだとか。

(Hanako1127号掲載:photo:Motokazu Hara text:Asami Seo)

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